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静岡商工会議所会頭ごあいさつ

第3代 酒井公夫会頭

 (平成28年11月1日~)

 

2019年11月1日 会頭就任挨拶

「より成果を求めた活動により 地域経済の活性化を」

 

 このたび、皆様方の温かいご推挙によりまして、引き続き静岡商工会議所会頭に就任いたしました酒井でございます。

 地域経済の更なる発展のため、商工会議所に課せられた使命は大きく、私なりに熟慮を重ねましたが、皆様方のご支援を賜りながら、引き続き会頭職をお受けすることを決断させていただきました。会頭に選任いただきましたことは身に余る光栄であるとともに、その責務の重さを痛感している次第であります。

 私が初めて会頭に就任した2016年は、第2次中期行動計画の最終年度であり、「企業づくり」「地域づくり」「基盤作り」の3つのテーマに基づき事業を実施しているところでありました。

 私は、この3つのテーマを推進するにあたり、その原動力となるのは、やはり人材であると考え、次年度からスタートする第3次中期行動計画には新たに「人づくり」を加えることといたしました。

 企業の人手不足が深刻化する中、本年4月には事務局内に「地域人事部」を新設し、その活動を本格化させてところです。今後とも、人材の確保・活用に留まらず、地域経済を支える企業人材の育成、まちの魅力向上など地域のために活動する人材の育成、将来の当地域を担う若者の育成など、「人づくり」を推進してまいりたいと思います。

 「地域づくり」に関しましては、2017年2月に、単なる消費喚起ではなく、地域の企業や従業員の働き方改革につながるよう「プレミアムフライデー」を全国に先駆けて静岡市でスタートしました。

 2016年11月には「聖一国師顕彰会」を設立し、静岡・京都・福岡の3市連携により、静岡が生んだ偉人である聖一国師の業績を発信することといたしました。また、引き続き歴史文化のまちづくりを推進するため、本年は「今川義元公生誕五百年祭」を実施しておりますが、今川家の功績や、今川から徳川へと続く歴史の連続性を少しずつ全国にアピールできているものと考えております。最近では、JR静岡駅北口広場への義元公像設置に向け、新たにクラウドファンディングを活用したところ、全国から大変多くの申込をいただき、来年5月には銅像を設置できる見込みとなっております。

 清水地域におきましては、本年は「清水港開港120周年」という節目を迎え、また当会議所が要望を続けてきた海洋文化拠点施設が2023年に開館予定となったことから、将来の清水のまちづくりをしっかりと考えようという機運が高まってきております。引き続き、静岡・清水両地域の特性を活かしたまちづくりを進めてまいりたいと思います。

 「基盤づくり」に関しましては、商工会議所活動の広報強化に努め、多くの会員の皆様に商工会議所を利用していただくよう事業を実施しており、その結果、全国7位の13,000会員を維持することができております。

 事務局組織においても、職員の意欲を向上させるため、年功序列型からの脱却を図るとともに、本年度からは34年ぶりにプロパーの専務理事を置くことにいたしました。今後とも、役職員が一丸となり、会員満足度の向上に努めてまいります。

 最後の「企業づくり」は、商工会議所に課せられた最も重要な役割であり、地域企業の持続的発展を目指し、伴走型の支援を強化しているところです。現在、中小・小規模事業者は、人手不足や経営者の高齢化、人口減少による内需の減退など、大きな構造変化に直面しています。

​ 人手不足への対応として、生産性の向上は不可欠であり、そのためにはITの活用が有効です。昨年度から「IT導入支援3ヶ年計画」を策定し、利活用の推進を図っております。本年10月に消費税や軽減税率が導入されたこともあり、すこしずつ成果も出てきているところです。

 現在、IT活用や事業承継について、できる限り周知を行っているところですが、広く浸透させるのは簡単ではないとも感じています。そこで、自社の取引先で、ITや事業承継、その他経営上の問題でお困りのことがあれば商工会議所に声を懸けてもらえるよう、様々な場面で呼びかけています。こうした会員間のネットワークにより、地域企業の経営力の強化を図ってまいりたいと思います。

 3年間を振り返りますと、様々な新しい取り組みを進めてまいりました。2期目となる今後の3年間は、より成果を求めて活用していくと同時に、既存事業の見直しや新しいチャレンジも続け、地域経済の活性化に努めていく所存でございます。

​ 結びに、会員の皆様には、改めまして一層のご支援とご協力をお願い申し上げ、会頭就任のご挨拶とさせていただきます。