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静岡商工会議所会頭ごあいさつ

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第4代 岸田裕之会頭

 (2022年11月1日~)

 

「地域が一体となり、魅力あるまちづくりを」

 

 このたび、皆様方の温かいご推挙によりまして、静岡商工会議所会頭に就任いたしました岸田でございます。

 第4代会頭に選任いただきましたことは、身に余る光栄であるとともに、地域最大の経済団体である商工会議所に課せられた責務の重さを痛感している次第であります。

 地域経済界の念願であった静岡・清水両商工会議所の合併を成し遂げられた初代 松浦会頭、13,000会員達成により会員数を全国7番目の規模に拡大された第2代 後藤会頭、そして人づくりやデジタル化の視点を取り入れて経営支援を強化された第3代 酒井会頭、こうした歴代会頭のご功績を引き継ぎ、当地域の活性化に寄与してまいる所存ですので、改めまして皆様のご支援をお願い申し上げます。

 さて、最近の経済状況ですが、長引くコロナ禍に加え、資源価格・原材料費の高騰や円安の進行による企業物価指数の上昇、また10月からの最低賃金の引上げなどにより、地域企業は大変厳しい経営環境に置かれています。また、9月下旬の台風15号による記録的豪雨は、市内各所に甚大な被害をもたらしました。

 このような時こそ、商工会議所は身近な経営相談パートナーとして、事業者の皆様に寄り添う存在でありたいと思います。皆様の多種多様なご相談に対応し、各社の持続的な発展を共に目指してまいりたいと存じます。

特に今後は、コロナ禍により加速したデジタル化や、2050年に迫るカーボンニュートラルへの対応が、これまでの価値観や仕事のやり方を大きく変えていくと思われます。DXやGXの取組みは、短期的にはコスト増加等の負担になるかもしれませんが、中長期的には間違いなく結果となって表れてまいりますので、商工会議所としましても、しっかりと対応したいと考えております。

 そして、急速な人口減少・少子高齢化が続く中、地域の活力を維持するため、定住人口に加え、交流人口・関係人口の増加に取り組んでいく必要があります。会員の皆様をはじめ、行政機関や関係諸団体の皆様と緊密に連携し、地域一体となって魅力あるまちづくりを推進してまいる所存でございます。

 結びに、会員の皆様には、一層のご支援とご協力をお願い申し上げまして、会頭就任のご挨拶とさせていただきます。

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